水洗い
水洗い(ランドリー)は、40~60℃の温水を使って洗濯する方法で、水洗機に洗剤・石鹸・漂白剤をを入れて衣類を洗います。「汗・血液・尿・乳酸・たんぱく質・果汁・アルコール・たばこのにおい」などの水溶性の汚れをよく落とせます。
水洗いは、水溶性の汚れに強いだけでなく、強い洗剤や漂白剤を使えるので、洗浄力や殺菌力が高いです。それ故に汚れ・におい・汗ジミ・黄ばみの予防になります。
ドライクリーニング
水を使わずに石油系溶剤を使ってドライ機で衣類を洗います。「油=石油系溶剤」は水溶性の汚れを嫌い、同じ油溶性のある汚れを好むので、家庭の水洗いでは落ちない油汚れをよく落とすことができます。
具体的には「皮脂・口紅やファンデーション・油性ペンの汚れ・食用油やチョコレートなどの油分を含んだ食べ物」などです。
水1リットルあたりの質量(重さ)=1kgに対して、油1リットルあたりの質量(重さ)=0.9 kgと、油の方が質量(重さ)が軽いです。
だから、衣類は伸び縮みしづらい、シワや型崩れを起こしづらい、風合いも損ねないからデリケートな衣類も洗えるわけです。
どちらの洗濯方法が良いかは、工場のプロのスタッフが衣類の素材を見て判断して洗います。家庭で洗えるか迷ったときは、クリーニングの宅配サービスを利用するのが間違いないでしょう。